こんにちは、Mashです。
今回は 評価版Windows Server 2019のライセンス延長方法 についての記事です。
わたしも初めての作業でしたがぜんぜん難しくありませんでした。
手順をざっとまとめておきましたので、みなさんのWindows検証の一助になれば幸いです。
前提
まずは前情報について。
評価版ライセンスの基本情報
以前、評価版Windows ServerのISOの入手方法から、Hyper-V上に仮想マシンとしてセットアップするまでの手順を記事にしました。
あれからなんと、はや7ヶ月。
ほとんどこのWindows Server環境を触ることなく、評価期間が終了してしまいましたw

評価版Windows Serverは機能制限などもなく検証に利用することが可能ですが、もちろん無料のまま使い続けることはできず、
- 評価期間は180日間
- 評価期間は6回延長可能(計3年間利用可能)
- 評価期間が過ぎたWindows ServerはOS起動から1時間で強制シャットダウンされる
という制限があります。
今回は評価期限が切れてしまったので、「評価期間延長」を試してみた ということです。
環境
情報が重複しますが、今回わたしが評価ライセンスを延長した環境は以下のとおりです。
- Windows Server 2019 Standard Evaluation
- Build 17763.rs5_release, 180914-1434
このようなかんじになっております。
評価ライセンスを延長してみる
残りの延長可能回数を確認
まずは念のため、あと何回評価延長が可能か確認しておきましょう。
コマンドプロンプトを起動して下記コマンドを実行します。
cscript c:\windows\system32\slmgr.vbs /dlv
(中略)
名前: Windows(R), ServerStandardEval edition
説明: Windows(R) Operating System, TIMEBASED_EVAL channel
(中略)
残りの Windows 猶予期限リセット可能回数: 6
ということで、あと6回延長できることが確認できました。
評価ライセンスを延長
それでは実際に評価期間を延長してみましょう。
再度コマンドプロンプトから下記コマンドを実行します。
cscript c:\windows\system32\slmgr.vbs /rearm
(中略)
コマンドは正常に完了しました。
変更を有効にするにはコンピューターを再起動してください。
はい、さくっとコマンドが通りました。
試してみたのですが、
コマンド結果の指示に従ってOS再起動します。
せっかくなのでコマンドで。
shutdown /r /t 0
OSが立ち上がったら、さきほどと同じコマンドで評価期間が延長できているか確認します。
cscript c:\windows\system32\slmgr.vbs /dlv
(中略)
時間単位のライセンス認証の有効期限: 259200 分 (180 日)
残りの Windows 猶予期限リセット可能回数: 5
無事に残り期間が180日になりましたね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こんなにかんたんな作業で3年間利用できるなんて、検証であればもうこれで十分ですね。
これからはWindows関連にネタも記事にしていければと思いますので、なにかリクエストがありましたらコメントいただけるとうれしいです。
今回は以上です。
それじゃあまたね。